LEGO野生児(インドア系)の三無主義。

LEGOやナノブロックでなんか作る〜。

建築シリーズ1:LEGO王立科学博物館

 

おなじみのLEGO王立科学博物館、今回は博物館の建物自体を製作。
スケールは1ポッチ10m換算。

 

全景

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本館

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【本館】

全体の構造は伝統的な建築を模しているが、明るく近代的な本館。
大きさは上野・国立科学博物館の日本館とほぼ同等。

 

旧館(左)と収蔵庫(右)

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【旧館】

最初に作られた建物で、じーさんばーさんにとっては王立博物館と言えばココ。
レトロなガラス屋根の下は吹き抜けの巨大なホール、その周囲に回廊型に展示室が並ぶ。

屋根は押井守の映画版『攻殻機動隊』ラストの水没した博物館のイメージ。
水晶宮とか、鉄&ガラスの展示室って良いよね。

 

【収蔵庫】

最大の建物。
展示品は収蔵品のごく一部なので、効率的に収蔵品を詰め込める様にシンプルな構造。


ちなみに収蔵庫前には旧式の砕氷船(実物)がどどーんと展示されている。
LEGO王国は北欧にあるため北極圏にごく近く、極地探検にも熱心なのだ。
展示にあたっては仮設の運河を掘って運搬するのが大変だったらしい。

 

収蔵庫のイメージソースはケネディ宇宙センターにあるスペースシャトル組立棟(VAB)。
「巨大なサイコロの様なシンプルな建物」にした。
シンプルすぎるのもアレなので屋上はヘリポートっぽく。


砕氷船は上野の科博にも正面向かって右側に蒸気機関車が展示されているので、それをスケールアップした感じ。
以前に紹介した通り、名古屋港水族館の隣にある南極観測船『ふじ』がモデル。

 

 

新館(左)と研究棟(右)

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【新館】
全面ガラス張りのシンプルで近代的な建物。
新館前には珍しい植物が植えられた庭園があり、ちょっとした植物園になっている。

 

【研究棟】
「学問の混乱を体現させた」という建前と「どうせゴチャゴチャになるんだし」という投げやりなコンセプトに基づき、前衛的な若い建築家が設計。
やりすぎ感のある建物。
各フロアごとの構造が全く違うため、研究者からは「ダンジョンかよ」とすこぶる評判が悪い。