製品をプチ改造20:ケツアルコアトルス
アステカ文明の有翼の蛇神「ケツアルコアトル」から名付けられた巨大翼竜、ケツアルコアトルス。
プロポーション的にはこんな。
だがここまで長い頸の先にこれほど巨大な頭が付いてて本当に飛べるのか…?
重心とかどうなってんの…?
実際、「翼竜は飛べなかった」説もある。
それはまぁやや言い過ぎとしても、島嶼性の巨大翼竜には飛べなかったものもいたらしい。
確かに大型の捕食動物のいない島なら、飛来した翼竜がガラ空きの「地上性大型捕食動物」という生態的地位にすっぽり収まってもおかしくはない。
飛行能力を失い、地上を徘徊する捕食者…『アフターマン』の肉食コウモリ「ナイトストーカー」かよ!
LEGO的には「恐竜デザイナー」(4507)の翼竜のプチ改造。
セット内のパーツだけで製作。
当初は気軽に作りはじめたのであまり資料を見なかったが、興が乗ってくるとつい力が入って後から資料と首っ引きになる…といういつものパターン。
本当は胴体はもっと小型化したかったのだが、製品がベースなので基本的な作り方を変えられず…
こういう「製品の基本構造を踏襲しつつ一部を改造して作るからどうしても出来ないことがあるよね」って「生物の体は発生過程を踏襲しつつ一部を変更して作られるからどうしても作れない構造とかあるよね」みたいよね…。
頸の姿勢はどれが正解かよくわからないのでいろんなポーズで撮影。