LEGO野生児(インドア系)の三無主義。

LEGOやナノブロックでなんか作る〜。

宇宙艦艇 番外編1


えっとですね、コレ作った当時、ブロック玩具の素晴らしい本が出まして、有名ビルダーさんが宇宙艦艇の作例と作り方のコツとか載せておられた訳ですよ。
「ヤマトとか銀英伝とか参考にするといいよ」的なことが書いてあって、「ああっそっちの方はもうバリバリやってます!」と思ったです。
作例の方はもう実に素晴らしく、凄まじい密度でそれっぽいディテールがいっぱい詰まってるんですが…太短い。
圧倒的な太短さ。
コレ、他のビルダーさんにも感じるんですが、皆さん宇宙艦艇を作るとディテールは凄いんですよ!
でも大抵は短すぎ&太ましい…
プロポーションがディテールに喰われてるっつーか、その辺はわりとぞんざいっつーか…
普通にヤマトを参考にしたらこれくらいの長さにならないっすか?

という訳でコレ。

 

主力戦艦風味。
f:id:nekoawabi:20190719224308j:image

f:id:nekoawabi:20190719224338j:image

こちらは衝角っぽいものをつけてみたのですが、宇宙戦艦が体当たりを敢行するとも思えないので、コレは波動砲的なやつの照準用を兼ねた同軸衝撃砲ということにしときます。
デザイン的には「砲の下に刺突用の突起」というのは銃剣のイメージですよな。
ちなみに数年前に発売された『アルカディア三番艦[改]強攻型』のプラモは艦首からにょっきり巨大なナイフがそのまま突き出してて笑いました。

f:id:nekoawabi:20190719224627j:image

あくまで「主力戦艦風味」なので、完全に似せる気もなく、あえて資料も一切見ずに鼻歌まじりで製作。
煙突とか付けちゃうフリーダムっぷり。

あと主力戦艦やアンドロメダは艦橋周囲にパルスレーザー砲群が無いのが淋しいので配置してみました。

煙突とかパルスレーザーとかヤマト寄りなので、ついでに艦橋もアンドロメダ風とヤマト風のコンバーチブルに。

こちらがヤマト風味。
f:id:nekoawabi:20190720122441j:image

…コレはコレでええやん。

 

ちなみに波動砲口まわりは前々回に紹介した銀英伝風艦艇の没デザインをほぼ使いまわし。
龍を思わせる砲口でわりと気に入っていたのですが、スッキリデザインの銀英伝風艦艇にはどうしても似合わず、あえなく没に…
でもふと「コレ主力戦艦に似てね?」と思ったので、もう一隻作ってそっちを主力戦艦に寄せてみた訳です。

 

ちなみに主力戦艦の波動砲口って真ん中に謎の仕切り板があるよね…
そのイメージを再現してみたのですが…むしろサラミス寄りになったよーな…。
f:id:nekoawabi:20190719224925j:image

胴体下面、一対の増槽みたいなパーツは手元に濃灰色しかなかったのですが、そのさらに下にも白い増槽みたいなんを付けたので、この色は「似た様なもんが3つ並んでる」という印象を和らげる役に立ったかも…。
下には「第三艦橋っぽいものを付ける」という案もあり、試したりもしたのですが、
・「ヤマトに寄るよりは増槽もどきの方がどこか主力戦艦っぽい」
・「若干安っぽいデザインの方が量産機っぽさが出る」
・「ここで使わないとこんなパーツ、出番ないで?」
という理由でこんな感じに…。

…とか言いつつ、主力戦艦は量産機だけあって豪勢なアンドロメダから引き算で作ったっぽいデザインがどこか淋しいので、4枚の放射状フィンとかちょっとアンドロメダにも寄せてます。
思えば「艦首に衝角っぽいのがある」のもちょっぴりアンドロメダ風味ですよね。

2202では主力戦艦は「ドレッドノート級」と呼ばれてます。
まぁ主力だけあってコレが基準になるクラスな訳だし、それに「弩級」の名を与えるのはなかなか良いアイデア
アンドロメダが「超弩級」になるし。
という訳で、今回のコレはドレッドノート級とアンドロメダ級の中間、「ドンドロメダ級」ってコトで。 ←カッコ悪い

で、2202の「ドレッドノート級」のデザインなんですが…うわぁ、太短い…。
アンドロメダより小さくてシンプルな量産機」というコンセプトはよく解るのですが…引き算しすぎだよ…。
「船殻はアンドロメダよりごっつ小さく、でも砲塔や艦橋まで小さくしすぎない」というデザインにした結果、相対的に砲塔や艦橋がデカくなった模様。

 

 

※今回、全方位に喧嘩を売り過ぎたことを心よりお詫びいたします。
どのクリエイターさんのことも尊敬はしてるんですよ、マジで。