LEGO野生児(インドア系)の三無主義。

LEGOやナノブロックでなんか作る〜。

宇宙艦艇 番外編

 

「宇宙海賊キャプテン・モーロックのアーケイディア号 9番艦」

 

【設定】

「宇宙海賊キャプテン・モーロック」とは実際には宇宙海賊ではなく、宇宙商人…というか企業の社長であり、「宇宙海賊」というキャラで社長自ら広告やメディアに登場する人物。

ちょっぴり変わり者である。

まぁ高須医院長とか「のぶちゃんマン」みたいなモンですよ。

 

各星系にある9つの惑星の軌道上にさほど大きくない老朽化した商業ステーションを所有する。

ステーションには雑居ビル3棟分程度の商業スペースがあり、ファミレスやカフェ、酒場等がある…が、実際にはかなりの無法地帯であり、売春窟や違法な商品を扱う店もあるらしい。

 

それらの商業ステーションをキャプテン・モーロックは商店街に見立て、「アーケード」をもじって「アーケーディア」と呼んだ。

さらにアーケーディアを宇宙海賊が駆る海賊船に見立て(びっくりドンキーの店舗の様なものだと思っていただきたい)、建造順に「アーケイディア1番艦」から「9番艦」と呼称した。

 

まぁここまでなら話は軍事ではなく純粋に商業の問題であった。

ところが彼は急に軍需産業に乗り出すとぶち上げ、航空母艦の建造を宣言した。

 

だが実際に出来上がったのは、商業ステーションに過ぎない「アーケイディア9番艦」になけなしの移動力を付与し、最低限の改装を行なっただけのものでしかなかった。

だが彼は来客用の宇宙船係留ブーム(大小8本が放射状に延びる)に戦闘艇もドッキング可能であることを理由に「8機の戦闘艇を運用可能な航空母艦である」と言い張ったのである。

戦闘艇は飛行時以外、常時ここに係留しっぱなしであり、勿論カタパルト等はなく、戦闘艇は自力で発進する。

しかもどこをどう交渉したのか、某弱小国家がこれを採用。

正式に空母とし、「これで我が国も空母を運用する強大な国家だ」と自画自賛したのである。

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だがその見た目はほぼダニであり(ダニはダニで非常に美しい生物ではあるが)、人々はこの艦(?)を「ダニ空母」とか「宇宙ダニ」と呼んで揶揄したという。

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