LEGO野生児(インドア系)の三無主義。

LEGOやナノブロックでなんか作る〜。

宇宙艦艇 番外編 宇宙怪獣

 

今回は番外編、宇宙艦艇と戦う敵性宇宙生物

宇宙怪獣ギガドラス・ギラドガス(フルシンビオーシス形態)

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【設定】

全長360mに達する大型の宇宙怪獣。
翼状の器官でまるでブラウン運動の様に方向性を持たない微細なエーテル流から必要な方向のものだけを選択的に拾い上げ、宇宙空間を帆翔する(超適当)。
当初は既知の宇宙怪獣とは別種かと思われたが、宇宙怪獣は核となる宇宙生物に様々なモジュール化した共生体が合体したもので、どの様な共生体が組み合わさるかによって大きさや形態が変わる、という仮説が浮上(体色に統一性があまりないのはそのせいと思われる)。
中核宇宙生物は以前のものと同種であることが推測される。
これは知られる限り全てのモジュール共生体が集まった最大クラスの個体で「フルシンビオーシス」と呼ばれるもの。

胴体側面には生体レーザーのレンズが並んでおり、出力は戦艦の主砲を凌駕する。
初の接触以来 人類を悩ませてきたが、老将ヨコヤマ提督率いる艦隊が遂に撃破に成功。
だが死骸はその場で分解し、構造を知るためのサンプルを得ることはできなかった。
しかし分解過程で死骸の輪郭がぼやけ、霧状に広がる様は息を飲むほど美しく、あたかも一幅の絵の様であったという。
老提督はこの功績により一躍マスコミの寵児となり、「ヨコヤマ艦隊に猛老体あり」と称賛されることになる。
提督は退役後、趣味であった絵画を嗜み、宇宙の深淵で見た光景を独自の画法で描いている。

…どうして時どきこういうどうでもいい話を思いつくんだろうね…?

 

【製作】

垂直に立つ4枚の白いパーツは翼ではなく、鰓状の器官に見立てている。
背中に鰓みたいなもんが生えているといえば映画『エイリアン』のビッグチャップ。
というわけでビッグチャップ同様に4本のパイプ状の謎器官も追加。

シルエットが鳥にしか見えないが、一応メインのモチーフはコペポーダ。

コペポーダ(カイアシ類)は甲殻類でケンミジンコの仲間。
海にびちびちいるプランクトンで多くの生物の餌になっているため、「海のお米」とも呼ばれている。
派手こいとこだと↓こんなやつまでいる。
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これはエルンスト・ヘッケルの手による有名な図で実に美しい(昨年、実物を入手)。

中央下方のやつはそのうちLEGOかナノブロで作りたいと思っている。


あとナスカの地上絵のハチドリやコンドルのイメージをちょっぴり混入(そのせいで鳥っぽく…)。


組み方としては数年前に乱発された鳥モチーフのLEGO製品(チーマとか)から何のひねりもなくパーツをそのまま移植しただけ…。

 

顔周りは節足動物の口器や大顎っぽく処理。
モチーフであるコペポーダと同様に中央眼を持つ。

 

尻尾はニンジャゴーのスピナーのリップコード(コマを回転させる時に引っ張るアレ)を使用。

 

名前は宇宙怪獣ギドドンガスみたいにとにかく力強く怪獣っぽく。