妖怪「鳴釜」
原図はこんな。
鳥山石燕筆の有名な図。
(画像は拾いもの)
原図に近づけ、黒い胴に裸の手脚を生やすとこう。
…だがこれだとスク水を着てる様にしか見えないので、「妖怪らしさ」を出すために黒い骨格を使用してみた。
…コレは何をしたかったかというと、霞を表現することで妖怪っぽさを出したかったのだが…
例えば洛中洛外図なんかだと半分以上が霞に覆われてたりするし。
(画像は拾いもの)
料理漫画で画面に霞がかかったりもするし。
(画像は拾いもの)
ああいうのをレゴで表現してみようという試み。
鳴釜の頭部は「DCスーパーヒーローズシリーズ」(71026)のフラッシュの被りものをそのまま流用しているのだが…
(画像は拾いもの)
両耳にある翼のマークが鳴釜の図の炎にそっくりというミラクル。
…この付属のイナズマパーツを霞に見立てられそうやん?
適当に壁や障子のヴィネットを組んで、そこからコイツを水平に生やせば…と思ったのだが、このパーツ、付け根部分に微妙に角度がついてて水平に生やせない。
仕方ない、フィグに持たせるか…だが骨格フィグは手首に関節がないのでやはり水平にできない。
…と思いきや、骨格フィグは肩関節がわずかに傾いて怒り肩になってるので、イナズマパーツの傾きと相殺できるのだった。
でもやっぱり「手からイナズマ出してる」様にしか見えないんだけど。