ヒト亜族の系譜
自らが存在する理由を知りたいと願うのはヒトの性である。
わけても「そもそも何で物質が存在するのか」が気になる人は宇宙論とか物理系に興味を持ち、
「石とか水があるのはまぁええわ…そんなモンからどうやって複雑な生物が生まれるねん?」というのが気になる人は進化論に行き、
「生物がいるのはまぁええわ…そこからどうやって我々の意識や認知力が生まれたのか?」と思う人は脳科学や人類学などヒト周辺をうろつく。
私は進化論タイプなので人類史にあまり興味がない(人類史も進化史の一部ではあるが、ごく最近の部分のちょっとした付け足しに過ぎない)。
そもそもヒト苦手だし。
そしてサルはさらに苦手だ。
人類に対する冒涜的な戯画にしか見えない(これは酷い偏見だと自分でも分かってる)。
という訳で人類の進化史には詳しくないのでテキトーに。
猿人
直立し始めたやつ。
原人
ほぼ現代人だが顔がいかついやつ。
この顔の黒バージョンはレアパーツ。
巨大化した人類。
ギガントピテクスの様に巨大化したヒト科…だがプロポーションがあまりに現代人っぽすぎる。
「巨人族の伝説は世界中にあるし、こんなんいたら熱いよね! ホモ・フローレシエンシスの様に矮小化した人類もいるので、巨大化したやつもいてもおかしくない」という妄想の産物。
巨人なので手足を大ぶりにし、末端を肥大させてみた。
アロメトリー(相対成長:体の成長率が器官によって異なること。例えば他のシカの倍の体重があるシカはツノも倍…ではなく、それ以上に立派になる、等)というやつ。
ちなみに来場者のフィグの頭身を上げることで、通常サイズの骨格として扱うこともできる。
博物館の資金集めパーティーにやってきた富裕層のマダムと博物館の展示品、的な。
この女性のフィグはハリーポッターシリーズのマダム・マクシームの体を使用。
…誰それ?
ハリポタにはとんと興味がないのだ。
一度ソフトをレンタルしてみたが、あまりに面白くなかったので中盤まで観てそっ閉じ。
なんだこのスターウォーズEP1レベルのCGは。
(まぁ大体同時期だし)
頑健型のヒト科
顔がいかついやつ(ホワイトバージョン)
現生のヒト
それぞれに「アウストラロピテクス・アファレンシス」とか実在する種名を付けても良いのだが、こんないくつかの既成パーツの組み合わせだけで表現された荒い代物(←レゴ全否定発言)に無理矢理あてはめてることにはあまり意味がない。
「アイデア 恐竜の化石」(21350)に入っているヒト骨格の展示プレートには『レゴ・サピエンス』とあるので、『レゴピテクス』(ピテクスはサルの意)とか
『レガンティロプス』(『レゴアンティロプス』:アンティロプスはヒトの意)、『ギガンティロプス』(「巨大なヒト」の意)とか、勝手に名付けるのも良いかも。
展示什器が並ぶ。
これは「ミニフィギュア ディスプレイ パーテーション ボックス」(850423)のパーツをいくつか抜いて引算で作っただけ。
前面と左右がクリアパーツ、後面が開放になっている。
部分的な骨格。
実際にはこれだけ出土すれば全身骨格扱いだろうけど。
出土しなかった部分を樹脂の模造品で補い、その部分を白っぽくして出土部分と区別する場合もある。
(画像は拾い物)
白い骨格と黒い骨格のパーツを混ぜてそれを表現するのを試したが、レゴだと頭とか腕とか丸ごと色が変わるので違和感が強く、「Tシャツを着てる」みたいに…
黒と灰色の骨格でも試してコントラストを下げてみたがあまり変わらず。
仕方なくこの様に出土部分だけとした。
石器時代の男女
男性は「レゴシティの中心街」(60200)付属の博物館展示品から。
女性はミニフィグのシリーズ5から。
手に骨つきのお肉を持たせてみた。