LEGO野生児(インドア系)の三無主義。

LEGOやナノブロックでなんか作る〜。

【ナノブロ】ムカデ


ナノブロックでムカデを製作。

f:id:nekoawabi:20200416213209j:image

体の微妙なくねりは最初から諦めて標本的なポーズに。
最初は体節と脚を対応させず、テキトーな数の節にテキトーな数の脚を生やしていたが、作っていくうちについつい熱くなって一体節から一対の脚を出して脚の数も実物に合わせた。【註】

 

最後の節の脚は「曳航肢」あるいは「尾脚」と呼ばれているのだが、この脚の持つ表情がムカデの表現のキモだと思うので気合を入れて製作。

f:id:nekoawabi:20200416213305j:image

色は赤系にしたかったのだが、手持ちブロックになかったので青系+黄色系になってしまった。

結構な数のブロックを消費するので配色は妥協の産物。
「脚は濃灰と淡灰を交互にする」などして節約している。

普段は作品はバラさずに保存する主義なのだが、流石に今回は主な部分のみを残し、脚などの反復構造は見本に数本を残して解体した。

そのうち赤系のブロックで組み直してやりたいな〜、と思いつつ幾星霜…。

 

製作は2009年6月。

 

 

【オマケ】

 

制作直後の撮影中に本物のムカデのよっちぇんぼを発見。

f:id:nekoawabi:20200416213325j:image
2ポッチのナノブロが8mm幅なので体長1cmくらい?

 

 


【註】
一応、アカズムカデをモデルにして複数の画像をチェックし、脚を20対にしてある。
ただ、「ムカデの歩脚は奇数」という話もあり、これで正しいのかよくわからない。
最後の節にある曳航肢を歩脚に含めないのなら19対で奇数になる。

ところが別種のトビズムカデの画像を複数チェックすると、曳航肢を入れて21対、除けば20対。

曳航肢を歩脚に含めても除外しても、結局は脚が偶数対のムカデがいることになってしまう。

Wikipediaで「ムカデ」を検索すると、こう書いてある。


「歩肢の数は分類群によって異なり、イシムカデ目、ゲジ目の成体は15対、オオムカデ目では21又は23対、ジムカデ目では種によって異なり27対から37対、41対、47対などを示し多い種は100対を越し173対まである。ジムカデの歩肢対数には多くの個体変異がみられるが、発生による制約があるらしく偶数対の歩肢対をもつ個体は稀な奇形である」


…じゃあジムカデ目以外には偶数対のものもいるのか?
そのわりにはどのグループも奇数対の様だが。

しかも分類表にメジャーなはずのアカズムカデ・アオズムカデ・トビズムカデの名前すら載っていない。

謎は深まるばかり…。