LEGO野生児(インドア系)の三無主義。

LEGOやナノブロックでなんか作る〜。

発掘品8:戦艦

 

【戦艦 その1】

前世紀に製作。

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私は「1ポッチ=10メートル」の統一スケールで作ることが多いので、最大クラスの戦艦のサイズに合わせておよそ27ポッチ(約270メートル)で製作。

艦船についての知識はあまりないので「適当にそれらしく」を目標に製作。

戦艦と言えば最大の見せ場は砲塔…だが、レゴでは相当大きな作品でも砲塔の再現は困難。
砲塔を表現することに拘泥すると結局プロポーションが犠牲になりがちだし、スケール的にもちんまりした作品なので、思い切って砲塔の再現はすっぱり諦め、ボリューム的に近いパーツ(このスケールだとそれすらピッタリのサイズのものはなかなかない)を配するにとどめている。

そのかわり全体のプロポーションを重視。
ただし、目指すは「リアルに」ではなく、「ケレン味たっぷりに」。

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実際の戦艦は通常、船体中央よりもやや前方に艦橋があるが、私はギリギリ『宇宙戦艦ヤマト』世代のせいか、ついつい艦橋を船体やや後方に作ってしまう。
艦首もありえないほどスマートに…が、船体前部に0.5ポッチ分の謎の隙間が生じてしまった。
まぁ「新型推進機関の取水口」とでもしておく。
艦橋は当初は大和っぽいものにしていたが、後にアイオワ級を意識したものに改修。

 

【戦艦 その2】

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これは2006年頃に製作。
「戦艦その1」はスマートな艦体にいろいろ詰め込みすぎな印象になっており、また一応フルハルとなっているものの、喫水線下のボリュームに欠けるきらいが…。
これらを課題として大和型戦艦を参考にし、でっぷりとした艦体の貫禄あるプロポーションをウォーターラインで追求。

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こっちは甲板の多層構造を表現してある。
結果、29ポッチ(290メートル級)の超大型艦に…。