LEGO野生児(インドア系)の三無主義。

LEGOやナノブロックでなんか作る〜。

【ナノブロ】ハダカデバネズミ

 

ハダカデバネズミ

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ここに至るまでにいろいろ試行錯誤があったので順番に紹介。

 

 

当時のナノブロはいろんな可愛いカラーが出始めて綺麗な上、カラーごとにボトル入りで売ってて一見、便利そうだった。
ハダカデバネズミ用にピンクのパーツが欲しかったのだが、実はボトル版は2×2と2×4のプレートのみで細かいパーツが入ってないので使い物にならない。

「可愛い色のブロックをボトルのまま飾りたい」という人に向けた商品だったのだろう。
公式の通販でカラーとパーツの種類を指定して買うこともできたのだが、面倒だしなぁ…と思ってたら、ピンクのブタさんのキットが発売に。
2個買って最初に組んでみたのがコレ。

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歯の白いパーツは手持ちから供出。

デバは皮膚がだぶだぶしているので、その下にある骨格が見て取りにくい。
そのせいであまり哺乳類然として見えず、芋虫か何かに見えることがある。
「サーベルの生えたソーセージ」などと言われるほどだ。
だがポーズや角度によってはちゃんとネズミなんだなーと実感できたりもする。

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本当は前者のソーセージ的なイメージの方がアノマリーで魅力的だと思うのだが、ナノブロでソーセージ作っても訳わかんないので、できるだけ骨格が見える造形にしてみた。

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顔とか骨格そのままでちょっとやりすぎな感もあって反省。

 

それでも作ってみたらまさに実物と同じサイズで、手のひらに乗せるとめっちゃテンション上がる。
以前から実物大のブロック作品に憧れていて、他の方がレゴで作った原寸大の銃とか携帯電話とかの作品をネット上で見ては「これ手の中でもちゃもちゃ遊んだら楽しそう」と思ってたので嬉しかった。

 

で、次に胴体を延長したバージョンを製作。

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本当はもっと「ずるーん」と真っ直ぐ長いのだが、ナノブロでそれをやるとメリハリがなくてアホの子っぽいのであえて細かなボリュームの変化をつけている。

 

 

ついでに旧デバは口を閉めて若干可愛くしてみた。
ちびデバも作ったよ。

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だが…

ダメだダメだダメだー!

作り直してはみたものの、やっぱり全然似てなーい。
胴体を延長しただけで、やっぱりモロにネズミ的プロポーションになってしまっている。

ちゃうねん、デバはそんな短距離疾走のための洗練されたネズミ的プロポーションちごて、トンネル生活に適応した突出の少ないシンプルにゅるりん体型やねん。
私の悪い癖でついつい骨格を強調してしまうけど、デバでそれをやることは骨格という「リアルさの記号」に依存してるだけのダメダメな行為なんですよー!

という訳で再び改修したのが最初の画像のやつ。
で、実物通りに作ったらやっぱり「素人が作ったアホっぽいカタチ」にしか見えず…。

模型的な見映えをちょっとだけ盛り込んで、この辺を落としどころにしたいと思います。

 

まだ骨格の「記号」が残ってるけど、これくらいで勘弁して下さい…。

 

製作は2010年11月。