【互換:製品レビュー】ポリススピナー
MOCというメーカーの互換ポリススピナー(商品名は「POLICE CAR」)。
前回紹介したICHIBAN Toys社製カスタムレゴのポリススピナーと並べたところ。
キャノピーは同形パーツなのに、ボリュームがかなり違います。ICHIBAN Toysの方がシド・ミードの丸みのあるデザインを上手く再現してますね。私は持ってませんが、 ICHIBAN Toys社のポリススピナーV4(ヴァージョン4)はさらに丸みが…!
あとICHIBAN Toys版はポッチの向きをくるくるとアクロバティックに変えていくのですが(その分、強度にしわ寄せが…)、MOC版は割と普通の組み方です。しかし私はこのMOC版の素朴な組み方でそれっぽく見せるやり方や、ブロックらしい四角っぽさ、ボリューム感も好きだったり。
後部の黄色いアーチ状部分も、ICHIBAN Toys版は実物通り斜めに垂れ下がってますが、MOC版は真っ直ぐのままという男らしさ…ええやん!
後方より。
ドアは開閉。
側面。
ほぼ真上から。
下面。
普通なら8幅のボリュームなのですが、なんと後輪は4幅です。マジか!? まぁあんまり見えないトコだからいーけど。
キャノピーを外したところ。
実はちょっとだけ手を入れてます。コレは説明書通りに組んだ状態。
コレ以外の画像はより実物に似る様に、キャノピーの後にあるバルジを前後逆に取り付け、サイドミラーを少し斜めに取り付けてます。
何故か大量にパーツが余る…
予備とかちょっと多いとかなら理解できるのですが、全く使わないパーツまでいくつも入ってるという…。ちょっぴり不足パーツもあったので、手持ちのレゴパーツで補ってます(互換にはありがち)。
この製品、フリマサイトで見つけたのですが、300パーツそこそこで1万円という強気な値付け…レゴ純正でも3000円そこそこ分くらいのボリュームなのに、互換でこの値段…! しかし最近、互換品は急速に相場が上がっていて、純正より高いこともしばしばあるのです。どうしても欲しいアイテムの場合は仕方ない…
オタクにとって最も怖しいのは「ぼったくられること」ではなく「入手し損なうこと」です。J-15の時も無理して即買いしましたが、その後すぐに入手難になってたし。なので明日、コレが2000円で買える様になってても別に構いません。
それより買い逃しのリスクを避けることが大切…!
という訳で交渉して1割引きで購入しました。私のこの行為のせいで「この商品はこの値段で売れた」という悪しき前例が出来てしまい、「コレはマニア向けアイテムだから吹っかけてもイケる!」と高めの相場が続くことになるかもしれません。
…でも、買うんだよ!(しおさいの里イズム)
「断捨離」など悪魔の思想。私の好きな言葉は『蒐集』という本の帯にあった「モノよ、我が心の虚ろを満たせ!」です。