LEGO野生児(インドア系)の三無主義。

LEGOやナノブロックでなんか作る〜。

マッコウクジラver.2 あるいは「ナナメって大事ですか…?」

 

ver.2と言っても眼をなくしただけ。

やはり目があると変に表情がついてしまうので…。

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くねらせバージョン。

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…さて、前々回のイッカク、前回・今回のマッコウクジラと「製品プチ改造の鯨類」を紹介してきた訳ですが…。

 

やっぱ製品って凄い上手いデザイナーが作ってるので、スロープを多用した凝った作りなんよね。

 

で、スロープ使うとどうしても太くなりがち…。

イッカクなんて上から見るとこんな。

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…ほぼマナティーやん。

コレは改造後なんで、これでも尾鰭の付け根をくびれさせたりちょっぴり延ばしたりしてややマシになった状態でコレ。

イッカクは胴体がやたら長いのが特徴なのにねぇ…

このスケールなら2幅でちょうど良いのに、スロープ使うとどうしても4幅になっちゃうよね。

 

どうもビルダーさんの間には「レゴで丸みを表現するのが良い組み方」「四角いまんまだと恥ずかしい」みたいな考え方がある様なのですが…。

それってどうしてもやらにゃならんのですか?

 

四角いままの方がブロック感があって可愛いですやん…

同様の理由でタイル処理にもそれほど興味を持てません。

まぁツルツルだとシャープで都会的洗練を感じる、というのはわかるし、私も多少はしたりもするのですが…

「ポッチなくして何のレゴぞ〜!?」

と思ったりもします(魂の叫び)。

 

コレはこのブログの最初期(2018年5月14日のエントリ)に紹介したマッコウクジラですが…

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気に入ってるのでずっと飾りっぱなしで埃がすごいことに…。

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長さで言うと今回のマッコウとほぼ同寸。

でもこちらの方が私が表現したかったフォルムに遥かに近かったり。
大ぶりなスロープを多用するよりプレートの積層の方が微妙なラインを出せる気がするし、2幅では気持ち細すぎなんだけどスロープに頼って4幅にするよりはマシな気が…。

 

…と、業界の常識を身に付けていない野生児っぷりを存分に発揮。

 

…しかもですね。

実はマッコウクジラのフォルムはひどく捉えにくく…

私のお気に入りの黒い方は「鯨と海の科学館」にある加藤秀弘教授監修の実物大モデルを参考にしています。

このモデルは精悍でカッコいい…!

…けど、生体の画像はどれもわりとダルな印象…

老成すると精悍になるのかと思ったりもしたのですが、老成個体はむしろ太くなるっぽいんですよね〜…。

しかし捕鯨されて引き上げられた死体はどれも精悍でカッコいい…どうも重力で肉が流れて精悍に見えるんじゃないか、と疑ってます。

 

で、生体画像に近いのは実は青い製品プチ改造版の方だったり。